2014年09月03日
脂肪燃焼飲料の効果は!?
こんにちは
エメルーチェ、管理栄養士の松田です。
最近、ダイエットのお客様からこのような質問がありました。
Q「最近CMなどでよく見る脂肪燃焼飲料は効果がありますか?」
早速調べてみましょう!!
脂肪燃焼飲料で有名な商品(飲料Aとします)のHPを参照にすると、
飲料Aを毎日1本8週間飲み続けると、運動時の脂肪燃焼が1.3倍になるとのことです。
では、この1.3倍効果がどのようなものか実際の運動に当てはめて考えてみましょう。
飲料Aを飲み続けて毎日1時間のジョギングをしたとしましょう。
1時間のジョギングの消費カロリーは体重60㎏の方で420kcalくらいです。
これによって消費される脂肪は、脂肪1g=9kcalなので420÷9≒47g
1時間のジョギングで47gの脂肪が燃焼されます。
その飲料の効果はこれを1.3倍にすることなので47g×1.3≒61g
飲料Aを飲んで1時間ジョギングすると61gの脂肪が燃焼されます。
その差は61-47=14g
結論としては飲料Aを飲んだ場合と飲まない場合とでは、1日に14gの差があるということになります。
・・・・・。
「14g」って言われてもちょっと良いのか悪いのかわかりませんよね
では、1か月の効果で考えてみましょう。
【飲料Aなし】:47g×30日=1410g(=1.41㎏の減量)
【飲料A有】:61g×30日=1830g(=1.83kgの減量)
その差420g。
ちょっとまだピンと来ないので、1年に換算。
14g×365日=5110g
1年で5.1kg差がつく!!
これならダイエット効果としては大きいですよね!?
チリも積もれば山となる。続けることが大切なのが分かります。
ただし注意点が・・・。
ちょっと水を差すようなことを言いますよ
飲料Aは「運動時の脂肪燃焼を増加する」というキャッチコピーで宣伝しています。
「飲んだら脂肪が燃える!」とは言っていません。
これは、どういうことかと言うと、
「飲むだけでは痩せませんよ」
「脂肪を燃焼するための運動をしてください」
「これは運動をした方の脂肪燃焼を1.3倍に出来る飲料ですよ」
と言っているのです。
今回の検証でも、1日1時間ジョギングすることが前提でした。
それを毎日続ける前提で年間5㎏の差。
これをどう捉えるか?
期待する「痩せる効果」として納得いくかどうか?
毎日ジョギングを楽しめる方には良いかもしれません。
しかし脂肪燃焼飲料にダイエット効果を期待する人(=太っている人)に毎日1時間のジョギングは酷です。
それを踏まえて質問への答えは
A 脂肪燃焼飲料は日常的に運動量が多い方のダイエットにはお勧めです。
となります。しかし日常であまり動かない方(デスクワークや1時間に満たない運動量の方)には少々勿体ないと思います。
私なら、同じ効果を上げるために毎日の食事から脂肪14g分のカロリーである126kcalの減食をすることをおすすめします。
それでも同じように1年後に5㎏差がつくわけですから。
ちなみに126kcalに近いカロリーの食べものは、
<牛乳1杯(200㎖)>、<クロワッサン1個>、<リンゴ1個>、<ヨーグルト1カップ>、<冷ややっこ1丁>、<ビール1杯>、<せんべい2~3枚>、<クッキー2~3枚>などです。
どうですか?毎日の食事やおやつからカットできそうな感じでしょう?
私は「ダイエットはまず食事の見直しから」と考えていますので、運動に頼らず食事でカロリーコントロールして欲しいです。
話はそれますが、今回調べてみて少し引かかったことがあます。
脂肪燃焼飲料のCMやHPなどを見ていると「飲むだけで痩せそうだ!!」と感じてしまうことです。
もちろんそんなことは一言も書いてありませんし、但し書きもしっかりしていますが、映像とキャッチコピーでそう感じてしまうんですよね
世の中には多くの健康食品が有りますし、これからも次から次へと魅力的な商品が出ることでしょう。
消費者の見極める目が必要になりそうです。
それでは今回はこの辺で

エメルーチェ、管理栄養士の松田です。
最近、ダイエットのお客様からこのような質問がありました。
Q「最近CMなどでよく見る脂肪燃焼飲料は効果がありますか?」
早速調べてみましょう!!
脂肪燃焼飲料で有名な商品(飲料Aとします)のHPを参照にすると、
飲料Aを毎日1本8週間飲み続けると、運動時の脂肪燃焼が1.3倍になるとのことです。
では、この1.3倍効果がどのようなものか実際の運動に当てはめて考えてみましょう。
飲料Aを飲み続けて毎日1時間のジョギングをしたとしましょう。
1時間のジョギングの消費カロリーは体重60㎏の方で420kcalくらいです。
これによって消費される脂肪は、脂肪1g=9kcalなので420÷9≒47g
1時間のジョギングで47gの脂肪が燃焼されます。
その飲料の効果はこれを1.3倍にすることなので47g×1.3≒61g
飲料Aを飲んで1時間ジョギングすると61gの脂肪が燃焼されます。
その差は61-47=14g
結論としては飲料Aを飲んだ場合と飲まない場合とでは、1日に14gの差があるということになります。
・・・・・。
「14g」って言われてもちょっと良いのか悪いのかわかりませんよね

では、1か月の効果で考えてみましょう。
【飲料Aなし】:47g×30日=1410g(=1.41㎏の減量)
【飲料A有】:61g×30日=1830g(=1.83kgの減量)
その差420g。
ちょっとまだピンと来ないので、1年に換算。
14g×365日=5110g
1年で5.1kg差がつく!!
これならダイエット効果としては大きいですよね!?
チリも積もれば山となる。続けることが大切なのが分かります。
ただし注意点が・・・。
ちょっと水を差すようなことを言いますよ

飲料Aは「運動時の脂肪燃焼を増加する」というキャッチコピーで宣伝しています。
「飲んだら脂肪が燃える!」とは言っていません。
これは、どういうことかと言うと、
「飲むだけでは痩せませんよ」
「脂肪を燃焼するための運動をしてください」
「これは運動をした方の脂肪燃焼を1.3倍に出来る飲料ですよ」
と言っているのです。
今回の検証でも、1日1時間ジョギングすることが前提でした。
それを毎日続ける前提で年間5㎏の差。
これをどう捉えるか?
期待する「痩せる効果」として納得いくかどうか?
毎日ジョギングを楽しめる方には良いかもしれません。
しかし脂肪燃焼飲料にダイエット効果を期待する人(=太っている人)に毎日1時間のジョギングは酷です。
それを踏まえて質問への答えは
A 脂肪燃焼飲料は日常的に運動量が多い方のダイエットにはお勧めです。
となります。しかし日常であまり動かない方(デスクワークや1時間に満たない運動量の方)には少々勿体ないと思います。
私なら、同じ効果を上げるために毎日の食事から脂肪14g分のカロリーである126kcalの減食をすることをおすすめします。
それでも同じように1年後に5㎏差がつくわけですから。
ちなみに126kcalに近いカロリーの食べものは、
<牛乳1杯(200㎖)>、<クロワッサン1個>、<リンゴ1個>、<ヨーグルト1カップ>、<冷ややっこ1丁>、<ビール1杯>、<せんべい2~3枚>、<クッキー2~3枚>などです。
どうですか?毎日の食事やおやつからカットできそうな感じでしょう?
私は「ダイエットはまず食事の見直しから」と考えていますので、運動に頼らず食事でカロリーコントロールして欲しいです。
話はそれますが、今回調べてみて少し引かかったことがあます。
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もちろんそんなことは一言も書いてありませんし、但し書きもしっかりしていますが、映像とキャッチコピーでそう感じてしまうんですよね

世の中には多くの健康食品が有りますし、これからも次から次へと魅力的な商品が出ることでしょう。
消費者の見極める目が必要になりそうです。
それでは今回はこの辺で

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Posted by まつだ整骨院 at 12:59
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